コンサル OB訪問OG訪問 質問コンサル 就活

コンサル就活 OB・OG訪問の進め方【聞くべき質問と活かし方】

13分で読めます|

監修・編集

Case
Master

CaseMaster Pro メディア編集部

CaseMaster Pro は、MBB出身者が開発・監修するケース面接対策プラットフォームです。

本メディアはそのコンテンツ部門として、ケース面接・フェルミ推定・フレームワーク・コンサルキャリアに関する実践的な情報を発信しています。

ご注意

本記事の情報はあくまで一般的な目安・傾向です。OB・OG訪問の対応方針は各社・各人によって異なります。また、OB・OGから得た情報は公開情報の範囲にとどまることが一般的です。必ず各社の公式採用ページもあわせてご確認ください。

コンサルティング業界を目指す就活生にとって、OB・OG訪問は業界理解を深め、志望動機の精度を高める重要な機会とされています。しかし、「どうやってアポを取ればよいか」「何を聞けばよいか」「失礼のない進め方は?」と悩む方も多い傾向にあります。本記事では、OB・OG訪問の依頼方法から当日の進め方、選考への活かし方まで、段階を追って解説します。

コンサル就活でOB・OG訪問はなぜ重要とされているのか?

OB・OG訪問は、コンサル就活において特に効果が高いとされるアクションのひとつです。その理由は、公開情報だけでは得られない「解像度の高い情報」が手に入る点にあります。

志望動機の解像度が上がる

採用ページや企業説明会の情報だけでは、「実際にどんな仕事をするのか」「どんな人が多いのか」という質感がわかりにくい傾向にあります。現役社員の話を聞くことで、志望動機に具体性が生まれ、ES・面接での説得力が高まると考えられています。

コンサルの働き方のリアルを知れる

コンサルティングの仕事は多様であり、プロジェクトの種類・クライアントとの関係・チームの文化など、公開情報だけでは見えにくい側面があります。OB・OGの話を通じて、入社後のミスマッチを減らすことにつながると考えられています。

「なぜこのファームか」が明確になる

コンサル選考では「なぜコンサルか」に加えて「なぜこのファームか」を問われる場面が多い傾向にあります。OB・OG訪問で得た実体験に基づく理由は、自分の言葉で語れる強みになります。

業界全体の理解が深まる

複数のファームのOB・OGに話を聞くことで、業界全体の傾向や各社の違いを比較する視点が養われます。この比較感覚は、志望順位の整理や複数社への対策にも有益とされています。

OB・OG訪問で期待できる効果(一般的な傾向)

  • ES・面接における「なぜこのファームか」の具体性が高まる
  • コンサルの仕事に対するリアルなイメージが形成される
  • 自分の強みとコンサルの仕事の接点を発見しやすくなる
  • 入社後のミスマッチリスクが低減される可能性がある

OB・OG訪問はどのように依頼・アポを取ればよいか?

OB・OG訪問の最初のハードルは「どうやって相手を見つけ、依頼するか」です。主なルートと依頼時のポイントを整理します。

ルート①

大学のキャリアセンター・OB・OGリスト

多くの大学では卒業生のキャリア情報が管理されており、紹介を受けられる場合があります。大学のネットワークを通じた依頼は、先方も受けやすい傾向にある方法の一つです。

ルート②

OB・OG訪問マッチングプラットフォーム

社会人と就活生をつなぐプラットフォームを活用する方法もあります。志望業界・志望職種を設定してマッチングする仕組みが一般化しており、大学外のネットワークにアクセスしやすいとされています。

ルート③

インターン・説明会での接点を活用

インターンや企業説明会で社員と接点を持てた場合、名刺交換やフォローメールから訪問依頼につなげる方法もあります。接点から時間をおかずに連絡する方が印象に残りやすい傾向があります。

ルート④

友人・先輩からの紹介

コンサルに内定した先輩や、すでに訪問した友人を介して紹介してもらう方法は、双方が安心感を持って始めやすいとされています。紹介者への感謝を忘れない姿勢が大切です。

依頼メッセージで意識したいポイント

  • 自己紹介(所属大学・学年・専攻)を簡潔に
  • なぜその方に話を聞きたいのかを具体的に(業務領域・経歴など)
  • 目的を明確に(コンサルへの志望理由の深化、仕事内容の理解など)
  • 候補日時を複数提示して相手の負担を減らす
  • 30〜45分程度でお願いする旨を伝える

訪問前の準備はどのように行えばよいか?(情報収集・質問設計)

OB・OG訪問の質を左右するのは、訪問前の準備です。「何を聞きたいか」が明確でないまま臨むと、表面的な話に終わりやすい傾向があります。以下の手順で準備を進めることが有効とされています。

1

公開情報を事前にすべて把握する

企業の採用ページ・パンフレット・OB・OGのSNSや記事・ニュースリリースなど、公開されている情報は訪問前に確認しておくことが望ましいとされています。「採用ページに書いてある内容を聞く」ことは相手の時間を無駄にしかねないため避けることが一般的です。

2

相手のキャリアを調べる

訪問相手の所属部門・担当業務・入社経緯など、把握できる情報を確認した上で質問を設計すると、より深い話が引き出せる傾向にあります。「あなたのご経験を踏まえて聞きたい」という姿勢は、相手にとっても話しやすい雰囲気をつくります。

3

質問リストを優先順位付きで準備する

30〜45分の限られた時間で聞けることには限りがあります。「必ず聞きたい質問3〜5個」「時間があれば聞きたい質問」に分けて優先順位をつけておくことで、時間切れのリスクを減らせます。

4

自分の現状・疑問を整理しておく

「自分はコンサルのどんな仕事に興味があるのか」「どんな強みを活かしたいのか」を自分自身で整理した上で訪問すると、得られる示唆が深まる傾向にあります。単に「話を聞く」だけでなく、自分の状況を共有することで対話が生まれます。

OB・OG訪問で聞くべき質問・聞かないほうがよい質問は何か?

限られた時間を最大限に活かすためには、「何を聞くか」の選択が重要です。公開情報の範囲で聞けること・有益な質問と、避けた方がよい質問の傾向を整理します。

有益とされる質問の例

仕事の実態について:「実際のプロジェクトはどのような流れで進むのか」「クライアントとのやりとりで難しいと感じる場面はどこか」

入社理由・キャリアについて:「入社を決めた際にどんな点を重視されたか」「入社後にギャップを感じた点はあったか」

スキル・成長について:「入社後どのようなスキルが伸びたと感じるか」「コンサルの仕事で求められる力は何だと思うか」

就活への示唆について:「就活当時を振り返って、やっておけばよかったことはあるか」「選考でどんな準備をされていたか」

避けた方がよいとされる質問の傾向

  • 採用ページ・公開情報に記載されている内容をそのまま聞く
  • 機密情報・内部情報に踏み込む質問(プロジェクトの具体的なクライアント名など)
  • 年収・給与の具体的な数値を個人に聞く
  • 「選考に通るには何をすればよいですか」のような合否を直接求める質問
  • 他社との比較を無理に求める質問

※ OB・OGは公開情報の範囲でしか回答できない場合が多いとされています。それを踏まえた質問設計が有益なセッションにつながります。

コンサル OB訪問を実践する

AI面接官と、本番レベルの練習を

読んだ知識をすぐに実践へ。フィードバック付きで実力が身につきます。

無料でコンサル OB訪問を練習する

登録30秒 · クレジットカード不要

訪問当日の進め方とマナーはどのようなものか?

当日の振る舞いは、相手への礼儀としても、就活生としての印象形成の面でも重要とされています。一般的なマナーと進め方の流れを確認しておきましょう。

時間厳守・余裕を持った行動

訪問の5〜10分前には到着できるよう行動することが一般的です。万が一遅れる場合はできる限り早めに連絡を入れることが礼儀とされています。相手は業務の合間に時間を割いてくれているという意識を持ちましょう。

冒頭に自己紹介と目的を簡潔に伝える

会話を始める際に「本日はお時間をいただきありがとうございます。〇〇大学の〇〇と申します。コンサルへの志望動機をより深めたいと考え、〇〇さんの経験をお聞きしたくご連絡しました」といった形で、自己紹介・目的を簡潔に伝えることでセッションの土台が整います。

メモを取りながら傾聴する

メモを取ることで「真剣に話を聞いている」という姿勢が伝わります。また後でフォローアップの礼状を書く際にも記録が役立ちます。ただし、メモに集中しすぎて会話の流れが途切れないよう注意することも大切です。

時間を守って終える

予め設定した時間になったら、自分から「そろそろお時間ですね」と区切りをつける配慮が大切です。相手が話し続けていても、予定時間を大幅に超えることは避けることが礼儀とされています。会の締めに「今日聞いてよかった点・学んだ点」を一言伝えると印象が良くなる傾向があります。

当日の一般的な流れ(目安)

挨拶・自己紹介・訪問目的の共有(3〜5分)

相手のキャリア・仕事の実態についての質問(15〜20分)

就活・選考対策についての質問(10〜15分)

お礼・締めのまとめ(3〜5分)

訪問後のフォローアップはどのように行えばよいか?

OB・OG訪問はセッション後の対応も重要とされています。適切なフォローアップは、相手への礼儀であると同時に、自分の学びを定着させる機会でもあります。

1

当日中にお礼メッセージを送る

訪問後、可能であれば当日中にお礼のメッセージを送ることが礼儀とされています。「本日はお時間をいただき誠にありがとうございました」という感謝に加え、「特に印象に残った話・学んだこと」を1〜2点具体的に触れることで、誠実な印象を残せる傾向にあります。

2

メモを整理して記録に残す

話を聞いたばかりの記憶が鮮明なうちにメモを整理しておくことが有益とされています。後日ESや面接を準備する際に「OB・OG訪問で聞いたこと」として活用できる形で残しておくと活かしやすくなります。

3

進捗報告を適切なタイミングで行う

選考の節目(インターン参加・本選考通過など)にご報告のメッセージを送る方も多い傾向にあります。「お話を伺ったことが志望動機を固めるきっかけになりました」という形での報告は、相手にとっても話した甲斐を感じてもらえる機会になると考えられています。過度な頻度の連絡は相手の負担になるため注意が必要です。

OB・OG訪問で得た情報をどう選考に活かすか?

OB・OG訪問の最大の目的のひとつは、得た情報・示唆を選考に活かすことです。そのためには、情報をただ「聞いた」で終わらせず、自分の言葉として昇華するプロセスが重要とされています。

ESの「なぜこのファームか」に反映する

「OB・OGの〇〇さんから聞いた話」を根拠にした志望動機は、公開情報だけでは書けない具体性を持ちます。ただし、相手の個人情報や社内情報に関わる内容をESに記載することは避けることが一般的です。「話を聞いて感じたこと・考えたこと」を自分の言葉で表現することが重要です。

面接での「入社後のイメージ」を磨く

「入社後何をしたいか」を問われる場面では、OB・OG訪問で得た業務の実態理解が土台になります。「コンサルタントとして最初にどんな業務に携わるか」「3〜5年後にどんなキャリアを歩むことが多いか」などの理解が、具体的な回答を可能にします。

ケース面接の練習の方向性を調整する

現役コンサルタントが「実際の業務でどんな思考を重視しているか」という話は、ケース面接対策の方向性を見直すヒントになることがあります。ただし、OB・OGの話は個人の見解であるため、あくまで参考情報として受け取ることが大切です。

志望順位の整理に活用する

複数のファームのOB・OGに話を聞くと、「自分が大切にしたいこと」と各ファームの文化・働き方の合致度が見えてきます。志望順位を感覚的ではなく言語化できる根拠をもって整理できるようになる傾向があります。

OB・OG訪問でよくある失敗パターンと対処法は何か?

OB・OG訪問で多くの就活生が陥りやすいパターンとその対処法を把握しておくことで、質の高い訪問につながりやすいとされています。

失敗①

準備不足のまま訪問してしまう

公開情報で調べれば分かることを質問してしまうと、相手に「調べてきていない」という印象を与えかねません。

対処法:採用ページ・OB・OGの情報・業界ニュースを事前に確認した上で、「公開情報では分からないこと」を中心に質問を設計する。

失敗②

「選考に有利になりますか」という聞き方をしてしまう

OB・OG訪問が選考評価と連動しているかどうかはファームによって異なり、OB・OG自身が把握していないこともあります。直接的に合否を求める質問は避けることが一般的です。

対処法:「選考で評価されるために何を磨くべきか」という観点よりも、「コンサルタントとして成長するために何が重要か」という視点で質問を設計する方が、より実質的な示唆が得られる傾向にあります。

失敗③

一方的に質問し続けて対話にならない

あらかじめ用意した質問を順番に消化するだけでは、表面的な情報に終わりやすく、相手も話しにくい雰囲気になりかねません。

対処法:相手の回答に対して「それはどういう意味ですか」「例えばどんな場面でそれを感じましたか」と掘り下げる対話の姿勢を持つ。準備した質問に縛られすぎないことが、深い情報を引き出すカギになります。

失敗④

お礼のフォローアップを忘れる

訪問後のフォローを怠ると、相手への礼を欠くことになります。

対処法:訪問当日中にお礼のメッセージを送ることを習慣にする。「お聞きして特に印象に残ったこと」を一言添えることで誠実さが伝わりやすくなります。

よくある質問

Q

OB・OG訪問はコンサル選考で評価されますか?

A

OB・OG訪問が選考評価に直結するかどうかはファームによって異なり、一概には言えません。ただし、訪問によって志望動機の解像度が上がり、ESや面接での説得力が高まる効果は多くの就活生が感じている傾向にあります。

Q

OB・OG訪問はどのくらいの数を行うべきですか?

A

一般的には志望度の高いファームについて複数名に話を聞くことが有益とされています。1名だけだと個人の見解に偏りやすく、複数名に話を聞くことでより多角的な情報が得られる傾向にあります。ただし数よりも準備の質を大切にすることが重要です。

Q

OB・OG訪問のアポ取りが難しい場合はどうすればよいですか?

A

マッチングプラットフォームの活用や、インターン・説明会での接点を活かすことが有効とされています。また大学のキャリアセンターに相談すると紹介を受けられる場合もあります。依頼メッセージは簡潔・丁寧に目的を伝えることが承諾率に影響する傾向にあります。

Q

OB・OG訪問では何を聞いてはいけませんか?

A

機密情報・社内情報・個人の年収の具体的な数値・他社の悪口・「選考に通れますか」という直接的な合否確認などは避けることが一般的です。OB・OGは公開情報の範囲でしか回答できない場合が多いため、それを踏まえた質問設計が重要です。

Q

オンラインでのOB・OG訪問は対面と効果は変わりますか?

A

近年はオンライン面談が一般化しており、内容の面では対面と大きく変わらないとされています。移動コストが不要な分、より多くの方に話を聞きやすいメリットもあります。ただし画面越しでもビジネスマナーに配慮した振る舞いが求められます。

Q

OB・OG訪問で得た情報はESに書いてよいですか?

A

OB・OGから聞いた話を根拠にした志望動機をESに反映させることは有効です。ただし相手の個人名・社内情報・機密に関わる内容の記載は避けることが一般的です。「話を聞いて自分が感じたこと・考えたこと」を自分の言葉で表現することが重要です。

Q

OB・OG訪問のお礼はどのように送ればよいですか?

A

訪問当日中を目安にメッセージ・メールでお礼を送ることが礼儀とされています。感謝の言葉に加えて「特に印象に残った話・学んだこと」を1〜2点具体的に触れることで誠実な印象を残せる傾向にあります。長文にする必要はなく、簡潔・具体的が基本です。

学んだら、次は練習です

AI面接官と本番レベルの
練習を始めましょう

CaseMaster Proなら、いつでも・何度でも・詳細なフィードバック付きで ケース面接を練習できます。

無料アカウントを作成する

登録30秒 · クレジットカード不要

他のガイドを読む