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【フェルミ推定】日本のガソリンスタンド数は何か所か?【給油需要から逆算する全プロセス解説】

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⚠️ 本記事の推計は教育目的の参考推計です。実際のガソリンスタンド数とは異なります。思考プロセスの学習を目的としています。

「日本のガソリンスタンドは何か所あるか?」は、自動車保有台数と給油行動から推計するフェルミ推定の代表的な問題です。本記事では供給側(稼働キャパシティ)からの推計アプローチを全プロセス解説します。

分解方針:フロー型(給油需要から逆算)で推計する

ガソリンスタンド数を推計する方法には「需要側(給油の総回数から逆算)」と「供給側(国土・地域から積み上げ)」の2アプローチが考えられます。今回は「年間総給油回数 ÷ 1スタンドの処理能力」というフロー型アプローチで推計します。

推計式

ガソリンスタンド数 ≒ 年間総給油回数 ÷ 1スタンドの年間処理台数

Step 1:年間総給油回数の推計

自動車保有台数(乗用車・商用車合計)

日本の自動車保有台数は概算で約6,200万台とされています(乗用車約6,200万台)。電気自動車・ハイブリッドの普及を考慮しても、ガソリン給油が必要な車両の大半を占めると仮定します。

1台あたりの年間給油回数

月平均1.5回給油すると仮定します(通勤・週末利用で月1〜2回が中心と想定)。年間では約18回となります。

年間総給油回数の計算

6,200万台 × 18回/年 = 約11億回/年

Step 2:1スタンドの年間処理能力の推計

1スタンドの処理能力の推計

給油レーン数 平均2〜3レーン → 2レーンで計算
1回の給油時間 5〜10分 → 平均8分。1時間で約7台処理
稼働時間・稼働率 1日14時間稼働 × 稼働率50%(空き時間を考慮)→ 実質7時間

1スタンド1日の処理台数:2レーン × 7時間 × 7台/時 = 98台 ≒ 約100台/日

年間処理台数:100台 × 365日 = 36,500台/年

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Step 3:推計値の計算

ガソリンスタンド数の推計

年間総給油回数 ÷ 1スタンドの年間処理台数
= 11億回 ÷ 36,500台
約30,000か所

サニティチェック(別アプローチ)

日本の市区町村数は約1,700。1市区町村あたり平均15〜20か所のスタンドがあると仮定すると、1,700×17=約29,000か所。フロー型の推計と整合性があり、3万か所前後という結論が妥当とされています。

結論と面接での発表例

発表例

「日本の自動車保有台数を約6,200万台、月1.5回給油と仮定すると年間総給油回数は約11億回です。1スタンドが1日約100台を処理できると仮定すると年間3.65万台処理となり、ガソリンスタンド数は約3万か所と推計されます。市区町村数からのクロスチェックでも同程度の結果となっており、整合性があると判断します。」

参考:日本のガソリンスタンド数は長期的な減少傾向にあるとされており、2024年度末時点では27,009か所とされています(資源エネルギー庁公表の参考値)。今回の推計約3万か所は誤差10%程度であり、フェルミ推定の精度として十分と考えられます。

よくある質問

Q

電気自動車の普及を考慮すべきですか?

A

考慮することで推計の精度が上がるとされています。「BEV(純電気自動車)の新車販売比率は約1〜2%程度とされており、HV(ハイブリッド)を含めても給油不要なBEVのみで見るとガソリン車は約95%以上を占めます」と補足することで、仮定の根拠が明確になるとされています。

Q

稼働率50%という仮定は妥当ですか?

A

朝夕のピーク時は混み、深夜・早朝は空いているため、平均稼働率50%は概ね妥当な仮定とされています。「ピーク帯と閑散帯があるため平均50%とします」と根拠を説明することが推奨されています。

Q

セルフスタンドと有人スタンドを区別すべきですか?

A

区別することで精度は上がりますが、面接での概算では「セルフが増えているため処理スピードはやや速いと仮定」という一言補足で対応することが有効とされています。

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